安全対策(ハード系対策)

※屋外・屋内施設により対策が異なります

  • ガス分離装置(ガスセパレーター)


  • 適正な排気口
  • <屋外施設>
    床面・地面から3m以上の高さに排気口を設けます。
    近くに窓、ベランダ、テラス、吸気口、火気を使用する設備又は電気設備のない場所に限ります。

    <屋内施設>
    床面・地面から3m以上の高さに排気口を設け、屋外に排出します。
    近くに窓、ベランダ、テラス、吸気口、火気を使用する設備又は電気設備のない場所に限ります。

  • メタンガス漏出防止
  • <屋内施設>
    屋内の設備からガスが漏れないようにします。

  • 換気設備
  • <屋内施設>
    毎時10回以上の換気設備を24時間稼動させます。
    吸気口と排気口を適正な位置に設けます。
    ※同等の自然換気が行える場合は不要です。

  • ガス警報機と採取停止
  • <屋内施設>
    メタン濃度0.5%(=10%LEL)以上で警報音を発し、1.25%(=25%LEL)以上で汲み上げを停止する警報設備を設けます。

  • 立入禁止等の措置
  • <屋外施設>
    設備の周囲を火気使用禁止とします。
    周囲にフェンスを設け、関係者以外立入り禁止にします。「火気使用禁止」も表示します。

    <屋内施設>
    関係者以外立入り禁止とし、「火気使用禁止」も表示します。
    既にボイラーなどが設置されている場合、メタン濃度1.25%(=25%LEL)以上で当該装置を停止するようにします。
    室内にボイラーなどを新たに設置することはできません。

  • 電気設備の防爆化
  • <屋内施設>
    電気設備を新設する場合、防爆仕様とします。
    既設の設備については、交換時に防爆仕様にします。

  • 配線ケーブル等を通じたガス侵入の遮断
  • <屋外施設><屋内施設>
    制御盤や配電盤の前にジャンクションボックス等を設け、ケーブルを通じてガスが侵入しないようにします。


ハード系対策

安全対策(ソフト系)

詳しくは環境省のHPをご覧下さい




LEL・・・Lower Explosion Limit
可燃性ガスの爆発下限界のことです。
着火により爆発を起こす空気中の最低のガス濃度を%で表示します。メタンの場合LEL100%=空気中の濃度5%に相当します。


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